NTT西日本東日本代理店 ベストリンク株式会社【代理店コード:1016490870】【届出番号:C1908708】〒160-0022 東京都新宿区新宿六丁目27番30号
インターネットの利用率が高い現代では、店舗やオフィスなどビジネスの場でもスムーズにインターネットを使える環境が求められています。
ビジネス向けに業務用のWiFiサービスも数多く存在しますが、それぞれ性能や機能が異なるため自社にもっとも適しているルーターを見つけることが大切です。
この記事では、店舗やオフィスで利用する際におすすめの業務用WiFiと選び方、導入の流れやメリットについて解説します。
業務用WiFiの設置や利用をご検討中の方は是非参考にしてください。
1.今さらだけどWiFiって何?
2.家庭用WiFiと業務用WiFiの違い
3.業務用WiFiの種類
4.業務用WiFiの主な利用用途
5.おすすめ業務用WiFiの選び方
6.業務用WiFi設置・利用までの流れ
7.おすすめ業務用WiFi(ワイファイ)!選び方のポイントを解説のまとめ
街中やビジネスシーンで「WiFi」という文字・言葉を目や耳にする機会が多いですが、
そもそも「WiFi」は「ワイファイ」と呼びます。
「WiFi」はインターネットを無線で通信できる端末が、相互間で接続を可能とする「通信方式の名称」となります。
公式表記は「Wi-Fi」となりますが、「WiFi(wifi)」や「wi-fi」、「ワイファイ」と様々な文章で表現されております。
「WiFi」と「インターネット」が混同しがちですが、
インターネットを利用する通信手段が「WiFi」と覚えておけば間違いありません。
ここでは、具体的に家庭用WiFiと業務用WiFiの違いをご紹介します。
業務用WiFiを利用するメリットとしては、「同時接続可能台数」と「品質・性能」にあります。
同時接続数が8端末以上の場合、「業務用WiFi」の方が適しているといえます。
具体的に下記4つの項目で、比較をしましたので参考にしてみてください。
|
業務用WiFi |
家庭用WiFi |
---|---|---|
通信方式 |
差異無し |
|
同時接続可能台数 |
〜100台程度 |
〜10台程度 |
セキュリティ面 |
・暗号化通信 ・外部認証サーバーとの連携 |
・暗号化通信 |
品質・性能 |
・広範囲での利用が可能 ・複数のSSIDの利用が可能 |
・小~中範囲での利用が可能 |
業務用WiFiには大きく分類すると、「固定回線」と「モバイル回線(据え置きタイプ)」、「モバイル回線(モバイルルーター)」の3タイプに分けられます。
工事の有無や端末の同時接続可能台数などに違いがありますので、利用用途に応じて自社や店舗に合ったものをご利用ください。
タイプ |
固定回線 (光回線など) |
モバイル回線 (据え置きタイプ) |
モバイル回線 (モバイルルーター) |
---|---|---|---|
導入工事 |
〇 必要 |
× 不要 |
× 不要 |
持ち運び |
× 不可 |
× 不可 |
〇 可能 |
ビジネスシーンでWiFiを利用する場面は多いです。
自社・店舗での利用用途をしっかりと把握することで、最適な業務用WiFiを選ぶことができます。
ここでは、主な利用用途として3つ紹介します。
フリーアドレスオフィスの環境構築
フリーアドレスオフィスとは・・・
社員の指定の席を設けず、自由に場所を移動して希望の着席場所で業務に取り組むオフィススタイルのことを言います。
部署やメンバー間を飛び越え、社内のコミュニケーションを活性化するとともに、オフィス空間を有効活用することができます。
フリーアドレスオフィスの環境構築にはWiFiが必要となります。
外出先での作業
業種や職種によっては、外出先からノートパソコン等で作業をしないといけない場面があるかと思います。
商談先で追加の資料が必要になったり、移動の隙間時間に業務確認をしたりと、様々な場面で利用ができます。
こうした場所を選ばず、どこでも働ける環境作りには、業務用WiFiが便利です。
キャッシュレス化への対応
政府の推奨により、キャッシュレス化が進んでいます。
経済産業省が全国の事業者を対象に行った調査によると、キャッシュレス導入率は約7割に上ります。
最も利用されている決済方法としては、クレジットカード決済やQRコード決済です。
出典:経済産業省 「キャッシュレス決済実態調査アンケート結果(2021年調査)」
こうしたキャッシュレスの普及に伴い『現金の手持ちがないので電子マネーが使える店舗に入る』という行動も都市部を中心に起こっています。
WiFiを導入することで手軽にクレジットカード決済(スマホ決済)やQRコード決済の導入が可能になります。
また、顧客への多様なニーズに対応できるほかに、レジ対応に要する時間やレジ精算時間も短縮します。
防犯カメラの録画・管理
最新の防犯カメラの特徴として、データをクラウド上に保存できることが挙げられます。
ビデオテープに録画していた時代から、かなり便利に利用できるようになり、クラウド保存が可能になったことでスマートフォンからいつでもチェックできるようになりました。
こうしたクラウド上での管理を行うためには、WiFi環境が欠かせません。
IoT製品の活用
インターネットの普及でWiFiを利用したIoT(アイオーティ)製品の活用が年々増えています。
PCやスマートフォンだけでなく、エアコンや電気、ポットから冷蔵庫などあらゆる電化製品がインターネットにつながるようになりました。
インターネットに家電が繋がることで、いつでもどこでも操作・管理が可能になりましたが、様々な場所でWiFi環境の重要性がより高まっています。
店舗でのWiFi設置
日本国内におけるインターネットの普及率は8割を超えています。
出典:総務省 情報通信白書 「ICT サービスの利用動向(令和3年版)」
こうしたインターネットの高い利用率から、飲食店などの店舗でWiFiを導入するメリットはとても大きいです。
WiFiを導入することで、顧客数の増加や顧客満足度の向上につながります。
また、「店舗でWiFiが使える!」という理由で来店やリピートのきっかけになるケースも多いです。
一言で「おすすめ業務用WiFi」と言っても、
利用環境やニーズ・方法によっておすすめするWiFiが異なります。
こちらでは、利用用途別にWiFiの選び方を纏めております。
業務用WiFiの選定でお困りの場合は、こちらを参考にしてください。
外出先でインターネットを使いたい場合、持ち運びが可能なモバイルを利用した「モバイルWiFi」利用をおすすめします。
コロナ禍でテレワークが普及し、休暇と仕事をMIXさせたワーケーションという言葉も登場し、ますます多様な働き方が増えてきました。
固定の場所で仕事をしていた時代、オフィスであれば1つの回線で社員皆がWiFiの利用ができましたが、別々の場所で働く環境下ではこうした利用はできません。
そのため、「持ち運びができる・手軽に使える」といった点が重要になります。
どこでも・いつでもインターネットが使える環境が整っていれば、自宅にインターネット環境がない社員のテレワーク導入や外回りをする社員の隙間時間の業務などが可能になります。
「モバイルWiFi」は多人数での利用には向いていませんが、モバイルWiFi 1台で複数端末(~10台程度)同時接続することもできるので、一人で使う分には問題なく利用できます。
モバイルWiFiはレンタル契約が一般的で状況に応じて各種手続きが可能です。
よくある「モバイルWiFiの手続き」を以下に纏めております。
この様に、利用状況に応じて柔軟な対応ができることが「モバイルWiFi」をおすすめする理由となります。
オフィスで複数人でインターネットを使いたい場合、光回線などの固定回線(インターネット回線)を利用したWiFi利用をおすすめします。
固定回線でのWiFi利用には購入と月額契約の2つの方法があります。
どちらも「WiFiを利用する」ということには変わりありませんが、
設定やアフターサポートが「必要か」・「必要でないか」で月額費用が異なりますので、
状況に応じてプラン選択をすると良いでしょう。
また、光回線などの固定回線(インターネット回線)を利用したWiFiは、データ通信量の制限がありません。
その為、人数を有する企業や、来店者へインターネット環境を提供するお店におすすめです。
タイプ |
購入 |
月額契約 |
---|---|---|
費用 |
11,000円~/台 |
月額3,300円~/台 |
サポート |
× なし 取扱説明書付き |
〇 あり 24時間365日対応も |
注意点として、インターネット回線がない場合は別途インターネット回線の手配が必要となります。
回線を開通させるためには工事が必須ですが、工事ができない、したくないといった場合には、選び方2で紹介する「モバイル回線(据え置きタイプ)」をおすすめします。
上記で紹介したように、複数人での利用には固定回線(インターネット回線)でのWiFi利用をおすすめしましたが、工事ができない、したくないといった場合は、モバイル回線(据え置きタイプ)を利用したWiFi利用をおすすめします。
モバイル回線(据え置きタイプ)であれば、複数端末(~40台程度)同時接続が可能なため、小~中規模オフィスや店舗(顧客用)での利用に最適です。
また、法人契約が可能なモバイル回線(据え置きタイプ)は、現在「WiMAX」のみとなります。
通信速度や対応範囲など、プランによって異なるため、利用状況に応じてプランを選ぶようにしましょう。
注意点としては、契約住所以外での利用は禁止事項にされているケースが多い為、
契約住所以外でのWiFi利用ができません。
業務用WiFiを設置する際には、「モバイルWiFiを利用する場合」と「固定回線でWiFiを利用する場合」で流れが異なります。
本章では、業務用WiFiの利用方法別に流れを纏めております。
是非参考にしてください。
十数名を超える規模の企業の場合は、
「タイルカーペット」や「OAフロア」など床状況に応じて別途配線工事を行う必要があります。
従業員の歩行移動による「LANケーブルの破損」や「LANケーブルの抜け」があり、
WiFiが利用できなくなる為です。
タイルカーペットには「モール」と呼ばれるカバーを被せる工事、
OAフロアにはLAN配線工事の方法があり、WiFi環境を守る工事が可能です。
業務用WiFiを店舗やオフィスに導入することで、集客力アップや業務効率の向上につながります。
店舗では、インターネットやスマホ、タブレット端末を活用した接客や決済、オフィスではノートパソコンを持参した商談や打ち合わせが主流になっているため、店舗やオフィスでもWiFiを導入してネット環境をつくることが大切です。
この記事を経由することでよりお得に、業務用WiFiを契約できるので、ビジネスを加速させるためにも業務用WiFiの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
もっと細かく自社に合ったものを提案してほしい・ここが分からないなどございましたら、
ヒカリ電話ドットコムへお問合せください。